「先生〜お久しぶりです。
ぬか床・・・令和4年9月に教えて頂きずーっと
保ってます。私にしてはすごいことです。
毎日味見して、正解は良くわからないけれど・・・
美味しいですよ♪
先生との繋がりを大切に醸しますね。
DMをくださったのは、
2年前まで住んでいた岡山の時の生徒さま。
丁度、2年前に一緒にぬか床を作りました。
その時に、私の出来上がっていたぬかを、
生徒さまの新しいぬか床に一つかみくらい、
足して混ぜてもらいました。
出来上がった、ぬかを、
新しいぬか床を作る時に足すと、
発酵が進みやすくなります。
これは、私が毎度レッスンで使っている、
レーズン酵母も同じ原理なので、
少し、追いレーズン液だねを入れると
あっという間に酵母の元が作れるので、
液種作りで失敗することがなくなりました。
同じ原理ですね。
どちらも、これが正解という
きちっとした答えはありません。
その日その日の様子をみてお世話をして
あげる感じです。
目をかけ手をかけ大事に育てるところも一緒ですね。
出来上がりの正解のないものなので、
感覚を掴みながら丁寧に作り続けることになります。
出来上がる過程と出来上がった後の様子も
気にかけてみてあげて触ってみたり、
声をかけてみたり、匂いをかいでみたりします。
これもパンの酵母と一緒です。
よく、お花にも声をかけながらお水を
あげると良く育つと言われますよね。
それと全く同じです。
作る側が、そこに向ける気持ちが大切です。
正解のない、発酵の世界を感じ、
感覚を掴んでいくことになります。
正解がないからこそ、その時々に色々と
違う結果が出るので楽しくもあります。
冬に向けて発酵がゆっくりとなります。
ゆっくりと時間をかけて向き合うには良い季節です。