今朝、娘と一緒にお茶を飲みました。
学校へ行く支度をして、お弁当を
取りに寄った時の一瞬の出来事です。
お茶を飲んで、茶器を流しに、さげた時、
「ありがとう」
と娘が一言だけ、いいました。
毎日、お弁当を当たり前のように鞄へしまい
出かけていく娘から出た一言に、
なぜだか分からないけれど、
とてもあたたかい空気を感じました。
お茶を入れてくれてありがとうだったのか、
お弁当を作ってくれてありがとうだったのか、
何に対してのありがとうだったのかは
分かりません。
私の気持ちが緩んだのを感じました。
この何とも心地いい感覚を
自分の記憶にしっかりと
刻もうと思いました。
それと同時に、
感謝の気持ちは、心で思っているだけでは
伝わらないと改めて思いました。
朝、気持ちよくスタートできるって
幸せですね。
全て上手く進みそうな気持ちになりました。
私が感じたあたたかな感覚を、
私から家族に感じてもらえるようにしよう。
そうしたら、
朝、眠たいけれど仕事に行こう!
めんどくさいこともあるけれど、
頑張って学校に行こう!って
感じてもらえるかもしれないと思いました。
感謝の気持ちを持ち、それを相手に伝える。
そのことによって、
その場が和むことを感じ取ることができたから。
あたたかい環境づくりを心掛けます。
気のいい環境が整ったら、
パンの酵母も、私の心と共鳴して、
伸びの良いものになると思うんです。
明日の食パンレッスンは、
きっと柔らかな味に深みのある全粒粉の食パンが
焼けそうな気がします。
今から楽しみです。