そのこだわり、パン作りにいかせます

そのこだわり、パン作りにいかせます

2025年3月20日

先日のレッスンで、カンパーニュを
焼くときに型を使いました。

その型は、自然素材のもので、段差のところに
粉が入り込むと、なかなかとりにくいのです。
それを、歯ブラシのような固めの毛が付いたもので
洗います。

その型を皆さんで洗った後にそーっと、
もう一度洗い直してくれた生徒さんが居ました。
更に、キレイにこだわって洗ってくれたのです。

丁寧にお掃除をしていただき
ありがとうございますとお伝えしたら、
「いつも変なところでこだわるね!」
と、母からよく言われるんですとおっしゃいました。

目の前の事象に対して、
いつも丁寧に向き合う方だということがわかります。

まだ、もう少しお掃除すればもっと綺麗になる・・・
細かい所に気が付いて、キレイに洗い直して
くれたのです。

目の前にあるものを大切に扱うのは、
日頃からされているんだなぁと感じました。

私は、発酵が終わり、オーブンにパンを
入れることができたので、
お昼の用意をしていたところでした。

私の動きをよく観察して、今何をしたらよいのかを
考え動いてくださったんですね。

物を大切にして、
相手をよく見て観察して動けるという所は、
パンを焼くときに生かされます。

なぜかというと、パンに例えると、
素材を大事にして、見てじっくり観察することで、
その時の向き合う気持ちが酵母や菌に移るので
美味しいパンになりますね。

そのこだわりを、これからもパン作りに
いかしていけますね。